星々の作り方

 遠い遠い。大河のほとり。かつての蜀。今で言う四川省成都。
この地は晴れることがない場所である。
それ故、四川の犬は,太陽を見て吠えると称する。

四川の犬たちは大地のすべてが曇天を信じて生涯を終える。まれに太陽が雲からのぞくと怪しんで吠える言う。

これはもう、何千年前の七月七日も同じである。
この地の人々は、七夕の節句で星々を見ることは出来ない。

それでも人々の顔は、笑顔で満ちている。かつて、星々の作り方を大軍師に習ったからである。
何万もの人々が脇に籠と和紙で出来たものを持って、山に、河原に、集まりだした。
彼らはこれより、星々を作るのである。


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 もっと遠い。大河のほとり。かつてのフィーブル。今で言うキノウツン西方狩場。
この地は重苦しい圧政に泣く場所である。

この場所には犬はいない。ムラマサを見ると吠えるので、ことごとく殺戮したからである。

それでも人々の顔は、まだ全部をあきらめてはいない。かつて、星々の作り方を大軍師に習ったからである。
何万もの人々が脇に籠と和紙で出来たものを持って、山に、河原に、集まりだした。
彼らはこれより、星々を作るのである。

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