パート2

//アイドレス

 優羽玄乃丈という名前の巨大な犬は、小さな白い犬を三匹連れて走っている。
優羽カヲリは息をのんで手を口にあてて小さな犬を見た。心臓がとまりそうになる。

/*/

 チャールズ・ロバーツはとっくに引退してニューワールドにログハウスをつくり、移住して居られたが、また悪魔でも率いて戦争の一つでやるかのうと笑っていたところ、チョコが届いたのでびっくりしていた。

「日本ではこの日にチョコを贈るのです」
相談に乗った迷宮の賢者が、チョコの謎解きをしてそう言った。
チャールズは片眉をあげてみぽりんからのチョコを見て、
「俺は妻は一人と決めているんだが」
と言った後、賢者に笑われて、ファンレターなのですと言われて、そうか、それは嬉しいなと笑ってバンザイした。彼の日本と言えばバンザイアタックである。

/*/

 春の女神の格別の加護を願いつつ、帝國宰相は予約から入手までに3年かかった日本酒を選び、迷宮の賢者に贈った。

/*/

 可西はヤガミと同じベンチの端と端に座り、はるか向こうを見ながら、ベンチの真ん中にチョコを置いてみた。そこから先は緊張していたので良く覚えていない。

気づいたらチョコがなくなってかわりに花束がおいてあって首にマフラーが巻いてあった。なんのことかさっぱり分らないが本人が一番分ってないようなので、一応文章だけには残しておく。

/*/

 垂直面を高速に走る車の中にいる。
海法は次はみぽりんからの加護じゃー!と言いながら派手に車から身を乗り出して銃撃戦を開始した。

そして眉間を打ち抜かれた。

だらしなく窓枠にぶらさがる。

むくりと起き上がる海法。

「次はLeiさんの加護じゃー!」
と言いながら派手に車から身を乗り出そうとしたところで全力で車に戻された。
小カトー多岐川だった。

「ストープ! 作戦考えようよ!作戦!」
「いいや、まだ加護はあるね!」

 小カトーは目をぐるぐるさせた海法を見ながら、ああ、ニューワールドくさいなと思った。
そうそう、ゴージャスエイジとはまた違うお祭りの世界。

ハンドルを握る。クラッチを切る。
高速回転。空飛んでなくてもこっちはな。

大きな看板にぶつかる向きを変える。
看板傾く。チョコの看板だった。

「生きて帰るのを優先しようぜ!」
小カトーは俺も加護使ったかなと苦笑いしながらそう言った。

/*/

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い