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zoom RSS 是空伝説素子(1)

<<   作成日時 : 2009/12/13 17:32   >>

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是空伝説素子(1)

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ニューワールドタイム。15年前。
リアルワールドタイム。1年半前。

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 サトルという男がいる。時の、氏神である。
世界の危機を、秒単位で聞き分け、やってくる。そんな自動的な機械のような人間である。この男が姿を現すときは、世界の危機である。

その彼が、飛んでいる。未だ、巨大建造物もまばらな、FEGである。

 飛びくるのは、桁外れの飽和核攻撃だった。
この日、セプテントリオンの全面攻勢が起きている。

だが、これくらいでサトルは通常、姿を現さない。
彼が姿を現すのは、本物の世界の危機である。

そして今は、世界の危機だった。FEGに、たまたま小さな竜太郎がいて、それを見に来た後藤亜細亜がいたのである。

 亜細亜の死は、アイドレス世界の死である。
プレイヤーが介在しない奇襲での対応でアイドレスが終了するのは、ゲームバランス的に問題があるということで、エースゲームコールが行われていたのだった。

 現在のアイドレスなら、こういうことはなかったろう。
ISSにダガーマン、悪童、PPG、高原親子、世界のヤガミたち、イアイドー、蒼龍、バンバンジー、バルク、カマキリ、FEGの設定国民、暁の円卓、たけきの藩の勇者たち、ベリサリウス、迷宮の賢者、詩歌の吟遊詩人と勇敢な鼠の騎士、以降延々と途切れることなく立ち上がる世界の守り手がおり、たとえプレイヤー不在の時間でも、堂々と姿を現して世界の危機と渡り歩いているはずだった。

だが、時は15年前である。
このときはまだ、先に挙げた人々の多くが姿を見せておらず、あるいは育っておらず世界はまだ、フルタイムでプレイヤーの力を必要としていた。

セプテントリオンは、この隙を狙っている。

サトルはアイドレスのゲームシステムをtype162上に書き換え、飛来するミサイルの上を、八艘飛びしていた。

絶技を連発させAR0でミサイルをリリースした戦術戦闘機、ワーグ80機をキックで撃破。

空中でコートによるバレルロールを演じながらそのデタラメな戦闘力を遺憾なく発揮しはじめていた。

「いいこちゃん!」

サトルは古い友人の名前を呼んだ。

同名のキャラでも有名ないいこは、FEGの左木に負けぬ、本物の空気読み、超能力者である。彼女はランダムな10万枚の札から目当ての1枚を引き当てる人物だった。

いいこは、ミサイルの全機撃墜をあきらめて核弾頭装備のミサイルだけを次々と”凍結”させて落としていく。

「ツルギ!オキュ!カレン!」
いいこはその名を呼んだ。

 続々登場する空中の戦士たちが、一斉に組んだ腕をほどいた。

残ったミサイルが、空中で魔法陣をバラージ展開、続々と召喚が行われる。空間を歪ませながら、ついに発現する四本腕。
テレポート能力を連発させるシープホーンが登場して、三人の戦士たちが10手先読み空中戦を演じた。

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