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<<   作成日時 : 2009/12/13 17:14   >>

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小説アイドレス1213

I=Dress is real

No!

real is I=Dress!!

                 <筆者がどん引きした言葉>

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 ターンが、変わる。
ついでに年も改まる。だが変わらないものある。

グダグダの飲み会が、それであった。

オリオンアーム大統領、是空は日本酒に羽が生えている勢いで飲んでいた。


「12月13日がなんの日か知ってますか、ああん?」

うわめんどくせー

と、筆者は思ったが、口にはださないでおいた。大統領は酔っておられる。

是空はぐらぐらしながら小さい仕草でイカをつついた。
イカには罪がないが、先ほどから、拾われたり皿に落ちたりしている。

ありていにいって、近年ない酔い方であった。

「12月13日が何の日かというと、素子さんの誕生日なんですよー」

イカをつつきながらいう是空。

筆者は面倒くさいこと、この上ない。頭の中でゲームデザインをすることにした。そもそもにして、忙しい季節なのである。

だが楽しい時間は長くは続かなかった。5秒もすると

「ということで、12月13日が何の日か言ってください」
とか是空が、死んだ目でいうのである。

果てしなく、面倒くさい話であった。大統領は疲れている上に、酔っておられる。

/*/

 是空はここのところ、ネガティブ大統領であった。
わんわん帝國はたけきの藩風にいうと、ネガティブ侍である。

そのあおりを受けて、宰相もお疲れであるが、久保雄一郎はさらにお疲れであった。もっとも、こっちは猫と仕事であって、本稿とは、あまり関係がない。

ネガティブ侍爆誕の主たる理由は、罰金と連合費用のばらまき、海法のいじけ、日々くる陳情、クーリンガン問題があった。

要するに、アイドレスの日常が、是空をむしばんでいる。
アイドレスターン15は、そんな中で、始まっている。

/*/

 是空が、ふらふらとトイレに歩いていった。
久保は疲れていたふりをやめて、どうですか。筆者さんと聞いてきている。

「いや、もう、見たとおりと思いますが」
「病んでますね」

「いや。ずっと前から終始一貫して素子の誕生日付近ではああでしたが」
「今日はよりひどいと思います!」
「力一杯いわんでも。はてさて、そうでしたかね」
「ええ。そりゃもう。そこで相談ですが、K資金、いれてやっていいですか」
「いいすけどね」

K資金とは、アイドレスプレイヤーを現実とつなげるためのルートの一つ、NOTアイドレスプレイヤーが握る、アイドレス内通貨である。

 こういうルートは各出版社がそれぞれ枠をもっており、長年の闘争と訓練の結果、もはや誰も無視できなくなりつつあるアイドレスプレイヤーの戦闘力が現実に帰還したとき、即座に第7世界侵攻作戦が実行されうるように準備が進んでいた。

久保はうなずいた。
「筆者さんも、なにかやりなさいよ」
「俺が、ですか」

「毎年祝ってるんだから、彼のために小説でも書いてあげてくださいよ」
「最近アイドレスは小説かくといじける奴がでて、なかなか大変なんですよ」
「是空がめんどうくさいのも同じくらいに大変ですよ。絶対」

私は苦笑した。久保雄一郎は友人思いだ。

「書きたいことと、書かねばならないことはたくさんあります」
「早く書いて、本にまとめましょうよ」
「そうですな・・・そうかもしれません」

とはいえ。エピソードがありすぎて、書くことは多く、それは、素子についてもそうだった。

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