第二回 参謀コンクール 結果発表

第二回 参謀コンクール 結果発表


アイドレス参謀コンクール
http://www5.atwiki.jp/i_dress_org_and_tac/pages/139.html

第二回応募作一覧
http://www5.atwiki.jp/i_dress_org_and_tac/pages/181.html


■総評(海法 紀光@海法よけ藩国)

 今回は、応募数5つと少なめだったが、どれも粒ぞろいの作品だった。講評では色々厳しく書いてるが、内容が良い分、審査基準が高くなったと考えてほしい。

 その上で、今回、大賞は無しとした。ほとんど、どれも大賞に近かったのだが、実際に運用する場合、瑕瑾、不安点があり、その結果、該当作なしとなった。

 今回は、2問用意したが、2問目の「○これからの参謀業務について初見を述べなさい。 」については、正解は用意していない。採点にも、おおむね含めていない。海法が正解を決めるような話ではないからだ。
 むしろ、参謀コンテストで参謀を志す人が、どのようにして参謀という職業を生かしてゆくかを知りたかった。

 全員の意見に、ほぼ共通していたことは、大規模な組織の否定、実務、連携の重視であり、「作戦案を出す組織」としての参謀は、ほとんど省みられていなかった。

 まぁ審査長の海法も、わりとそういう意見で、前回の審査の時にそう書いているので、意見誘導しちゃった部分もあるかと思うが、興味深い話である。

 その上で、軍師の有効活用や、生活ゲーム、函ゲームでの情報収集組織としての参謀という線などの良いアイディアも集まった。

 これらをベースに、参謀を活躍させるべく頑張ってゆこう。

■結果

◎大賞

該当作なし。

○優秀賞

・00752-01:久遠寺 那由他@ナニワアームズ商藩国
EV107 OVER90(vs かのものになったS43)

EV107は、「AR10以下にはさがらない」なりそこないが大勢登場したため、AR10以下の部隊は事実上行動が全くできず、それによって多数の戦力が何も行動できないゲームとなった。

それに対抗するために、司令部を拠点として作り、そこを中心に全体を統合的に運用して、低AR部隊を活用させようというものである。

いわばステージの前提を打ち破る野心的な作戦である。
こちらが優勢であるなら常識的で不確定要素を最低限にする作戦が好ましいが、アイドレスは、基本、こちらが不利なので、野心的、攻撃的な作戦は大変に望ましい。

壁となる部隊を作り、バンドを運用して、全部隊に防御が行き渡るようにする等、

ただし、野心的な分、隙もある。

後方に拠点を作り、前線から下がってくる部隊を補給して戦線復帰させることを考えているようだが、カード間の移動ARの問題がある。
AR10の医者、整備部隊が回復できる部隊は、AR10以下の部隊のみ。つまり、回復された部隊は、最大でもAR13にしかならないのだ。
拠点でAR13。そこから前線に戻って、AR9か10。これでは戦えないため、意味がない。

結局のところ、EV107は、息を止めて水の中に潜るような作戦だった。補給も回復もなしで、ARを削りながら前進する展開である。
その前提をひっくり返す場合、味方全体のARを底上げする作戦が必要となる。そのへんの見通しがあれば、なお良かっただろう。

※敵が雑魚含め全部隊テレポート可能という状況でARの先手を取る作戦は極めて難しいだろうけれども、難しさを分かった上で、挑戦してほしい。

その上で、この作戦は、EV107にとどまらず、今後のさまざまな作戦で、大きく有効だと思われる。

参謀業務に関しては、奇策・献策よりも、まず、部隊の出撃調整と、部隊間の運用といった、堅実な作業性を重視すべきとのこと。


・00498-01:二郎真君@たけきの藩国
EV98 九州会戦 (vs緑オーマ)

地図をよく読んだ堅実かつ有効な陣構えの作戦。
ただ「出しておいてなんですが、このfを提出しても何も変わらなかったと思われます」というのは、謙遜しすぎだろう。

これは、こちらの設問の意図をきちんと書かなかったことが原因(つまり海法の責任)だが、回答者は「EV98の時点の最善の回答」を求めていたようだ。
海法としては、後出しジャンケンで構わないので「同じ敵には二度負けない」作戦が欲しかった。
参謀の能力の最も重要な部分は過去に学ぶことであるからだ。

ワイバーンが来るのが予想できなかったというが、当時はその通りだった上で、現在の我々なら「低物理域の戦いでは飛行体に気を付け、対処手段を練る」と言うことができるだろう。

http://nyannyansanbou.at.webry.info/200707/article_5.html
読んでいるとは思うが、こちらも参考のこと。

さて敵戦力、能力が不明な場合においては偵察が使える。
この作戦でも、たけきの忍者による偵察が提案されており、評価が高い。より偵察に重きを置いた戦いがあってもよいだろう。

EV98の場合、敵がアラダということで、根源力の高い部隊でないと、安心して偵察ができず、そんなエリート部隊を偵察で使えるかという問題はあるが、それこそ、作戦が生きる場面だろう。

参謀については、まず、参謀志望者が各国で自国の藩王をサポートし、その上で、互助会や横断的なデータ収集ができればよいのでは、とのこと。


・00650-01:キギ@無名騎士藩国
EV113 治安維持(vs暴徒&狙撃犯)

アプロー夫妻を治安維持に出して死亡した件に関する詳細な分析と修正。
分析と修正は詳細かつ正確で、検討通りの効果を発揮するだろう。

ただし、なぜ、当初、修正値が足りなかったか、の、反省も必要と考える。
なぜ装甲判定に、警察や各政策、組織との連携が抽出されなかったか。
装甲判定を軽視していたか、だとするとそれはなぜか。
装甲判定でも活用するつもりだったが、抽出されなかったのか。
成功した藩国は、どのようにそれを入れるべきと知ったのか。

そのあたりも含めれば、より有効な論になるといえよう。

参謀業務については、かつてのような大組織ではなく、単純に自国での相談。あるいは小規模で機動性の高い組織としての活動を推奨している。


・00010-01:クレール@るしにゃん王国
EV114 第二波(vsレーザー空爆)

レーザー空爆の被害を多く出したEV114に関する作戦。レーザーの空爆を局限するために絞った400字のf:を投稿。EV114の作戦全体の中で、レーザー空爆に割ける文字数は多くて400字だろう、という判断は正しい。

対レーザー対策として、天候変化を使うのも慧眼。

問題は、その具体的な方法が書いていない点である。字数がぎりぎりではあるが、天候変化魔法や、人口降雨が使えそうなACEや部隊、国のピックアップ等も欲しかったところ。

捕捉部分で、対レーザーとしての天候変化の原理が細かく書かれているのは「誰もが理解できる形で、提案を伝えられること」に乗っ取っており、好感が持てる。ただ、もう少し簡潔にまとめられるとなおいい。

そうした原理的な話に加えて、「で、具体的に、例えば、どの国が、どのACEで、どんなことをする」という具体的な話があると、よりよくなるだろう。

参謀業務については、指揮の中枢となる帝國軍、編成・戦術ライブラリ等で、計算/調整/情報まとめ業務などを行うことを基本とし、一方で、軍師アイドレスによる参謀の参加と、そのための選抜を提案している。



参加賞

・00757-01:音在誠自@よんた藩国
ノワールの戦い (vs黒オーマ)

今回の設問は「1000文字以内のf:を提出しなさい」というものである。これは、軍師アイドレスの特殊使用(*軍師は作戦に関するf:を提出際に制限外として3個1200文字までを独自に提出できる。)を前提としている。
提出されたf:の126文字は、1000文字に比べて少なすぎるし、また少なく提出した意図も書かれていないので、評価しにくい。

ノワールとの戦いにおいて、白兵評価が重要なことは確かな着眼点である。であるなら、どのように白兵攻撃および防御を高めることができるか、を、1000字で、より詳しく書いて欲しかった。布陣、陣形、機動、補給等の様々な側面から書くことができるだろう。

アイドレスの戦闘は、最終的には、単なる評価値の比較となるが、それだけならば面白くもなんともない。判定に至るまでには、様々に想像力を働かせる余地がある。
作戦のf:というのは、戦場のあらゆるものを使うチャンスであり、是非、うまく使ってほしい。

作戦を使用した場合の丁寧な分析は良い。
ただし、この分析では地図も布陣も考慮されていない。
欲を言うなら、戦場を縦横に使って、主導権を握りあうような展開についても予想してほしかった。

参謀業務についてだが、情報収集と各国連携を重視している。
現状、生活ゲームなどによる情報収集は、有志が行っている。生活ゲーム枠は誰にとっても貴重なので、デートに行きたいけど、国のために偵察……というのは悲しい状況ではある。
最初から積極的に引き受ける団体があれば、それは評価を得られるだろう。良い着眼点であると思った。






企画:はる@キノウツン藩国
作業:GENZ@無名騎士藩国
審査・講評:海法 紀光@海法よけ藩国

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