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zoom RSS 裏マーケットボーナス レンジャー連邦(1) みらの

<<   作成日時 : 2007/04/29 20:50   >>

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裏マーケットボーナス レンジャー連邦(1) みらの
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−序−

 にゃんにゃん共和国の後に生まれた政体がある。わんわん帝國である。
その名の通り帝政で民主主義至上主義者にとっては、後退に見える政治システムを採用している。
もっともそれはひどく一面的な物の見方であり、たいていの帝政は民主主義の政体が崩壊した後、それを受け継ぐ形で民に支持される形で選ばれている。
 少なくとも名君が出ている間は、帝政は有効な政体であった。
そしてわんわん帝國は、その名君を作り出すことについて、常に一定の成功を収め続けることに成功している。最良の政体はヒロイックであると、国民が自信を持って言うそれなりの理由はあったわけである。

 その帝國の所領の一つ、後ほねっこ男爵領は根元種族の一支族族によって占領されていた。
前進基地の一つにされていたのである。そこで行われていたのはリンクゲート維持と称しての過酷な藩民への仕打ちであった。捕らえた藩民同志を戦わせ、その悲しみや絶望でリンクゲートを維持していたのである。

当然、帝國はこの事態を一瞬たりとも看過することはなかった。

 その愛は一方的ながら、民を愛すること、共和国を圧倒するのがわんわん帝國である。
当然どころではない速度で国土回復運動が巻き起こり、逆侵攻が開始された。
彼我の戦力差は、この際無視されている。

帝國では敗北することは恥ではない。戦わないことが万死に値する恥であった。

そしてその逆侵攻軍の中には、少なからぬ猫がいる。勝手で自由を愛する共和国の民は、ほっとけば自分達のサドンデス勝利が確定するはずのこの戦いにおいて、自費で軍を編成し、敵である帝國を助けて奮闘してしまっている。戦費の多くを、肩代わりさえしている。

ゲーム目的すら無視の大変な自由さだが、猫には猫の理がある。

共和国では、敵を助けることは恥ではない。猫が思う共に和すことと、猫が見上げる本物の自由の旗を汚す事が、恥である。そのためなら時価400億にゃんにゃん相当の出費は、なにほどでもない。あるいはこの考えを極普通に、共和国藩王たちが持っていたことが、にゃんにゃん共和国の真の強さだったかも知れぬ。

共に和して自由の旗に栄光を与えるというにゃんにゃん共和国の国是は、今日も護られた。少なくとも人の心の中にその旗ははためいていた。

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そしてまず、後ほねっこ男爵領の藩民救助が、行われた。本格的な軍事侵攻より先、かつ優先で救助活動が行われた点は、良いことであろう。
B・ヤガミが姿を現したのは、この戦いにおいてであった。

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 磯貝みらのは、猫の人である。レンジャー連邦の藩民である。当人へっぽこ技族であり、鍋の国ではうだつがあがらないと、アプローの涙事件が終わってから、同じヤガミ妖精の国である(そして技族がまだ少ない)レンジャー連邦に移ってきていたのであった。
年齢は、14.アイドレス参加者でも最年少に属する。この歳でヤガミ好きと言うのも、末恐ろしい。

 そのみらのは、今、本気泣きである。友人に会いに行ったところで根元種族に捕まり、闘技場に引き出されたからである。戦うよりずっと前に、周囲の野次で、泣いてしまっていた。

その泣き声で動いたのが、Bヤガミだった。女の泣き声というだけで、つづみだと、思ったのである。
当然つづみはそんなところにはおらず、だがBヤガミは寂しくて、だからBヤガミは、みらのをさらうことにした。特に計画もあてもなく、陣営を裏切ったのである。

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 Bヤガミは瞳を輝かせ、その光の軌跡を空に残して加速、絶技を使いながら みらのの腰をひっ掴んで2個目の絶技詠唱に入った。みらのが、息をのむのが分かった。

目の前には、トーゴがいる。星見司処の長官、そして現実(リアル)では人を殺すのも時間の問題といわれている、そんな男だった。

この人物に、迷いなどはまるでない。何の躊躇もなく、ぽちを守るために宰相から与えられたホーリーガンを抜き、Bヤガミを射殺しようと発砲した。

そして舞踏子の一人に邪魔された。トーゴは舌打ちしたが、それだけだった。
この人物、即座に支援なしでBヤガミを殺す計算をはじめる。

Bヤガミのアラダとしての血が騒ぐ。トーゴのなんら感情を見出せない目を見た瞬間に、相手が名乗りをあげて殺しあうべきアラダだと分かった。一なる一人を選ぶ黄金戦争、いよいよ俺にもその出番が来たと思った。

だが、戦わなかった。みらのがぽろぽろ泣いていたのである。みらのは家庭の事情で、大人が喧嘩するのが、本当に駄目だったのである。Bヤガミは敵前逃亡する。

結局、みらのは見つからなかった。その後の消息も不明である。
続く戦いで後ほねっこ男爵領は解放されたが、みらのについては、分かってない。

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