EV65 偵察作戦 帝國と共和国、それぞれの参謀本部は偵察部隊を派遣した。 星見司の示す星の方、そこには戦闘がまっているはずであった。 にゃんにゃん共和国編 ○玄霧藩国偵察隊 玄霧藩国偵察隊の指揮は玄霧がとっていた。なんのことはない。自国の藩王である。 かって知ったる自分の家、おまけに偵察ならうちにおまかせと妙なところで独自性を追求し始めたナニワアームズの新型、バーミーズが出動していた。 この機体。偵察ほぼ専用機である。このため、偵察自体は簡単に成功した。 アラダ4、チル500という軍勢である。 攻めるか迷うか迷う状況。玄霧は他国の藩王が部隊にいることを理由にギャンブルをやめ、援軍を呼んで迎え撃つこととした。 ○ゴロネコ藩国偵察隊 S43の館があることで知られるゴロネコ藩国には、ヒューガがいるはずである。 このヒューガを狙って敵が来ると星見司処は予言をし、共和国威力偵察部隊”キギ支隊”は現地へ急いだ。威力偵察とは戦闘も行う偵察部隊であり、相手に隙があれば、アタックしようという、そういう腹であった。偵察部隊であっても必ず医療班がついているのは、過去の戦闘の経験である。 偵察部隊を展開し、敵とヒューガを探す。 最初のアテは外れたが、2回目で見つかった。 ヒューガは小学校で保護されていた。瀕死だったが、救助成功。 一方国境へ近づく敵、多数をアウトレンジから偵察隊は発見するも、敵はアラダ12、チル2000という大部隊。 交戦は断念。取って返して奇襲作戦を開始することにする。 敵大部隊がそれ故に進軍に手間取る間に、国民、ヒューガの避難が行われた。 ヒューガ、白にして白銀の関係者だけあって対する敵も過去最大である。戦力評価予想はボラーと同じであった。 /*/ わんわん帝國編 ○後ほねっこ男爵領偵察部隊 詩歌という男がいる。ボラーを呼び寄せて八神を殺した遠因を作った男で、それ故この男とその藩国は、どうにか汚名を返上しようと、やっきになっていた。 偵察はFEGから供与されたアメショーが使われている。 アメショー。優秀である。万能型で、かれこれ3ターンも使われていたが、今だ現役でもあった。偵察としても、十分に実用である。 偵察は成功。かわりはてて闘技場となった藩国と、声援をキャッチ。敵のアラダ4000人。 無視して偵察任務を続ける偵察隊は、ついに隠れていた藩王と、国民の半数と接触することに成功する。 残り半数は国民同士を殺し合わさせられ、アラダのおもちゃになっているという。 友達を訪ねて遊びに来たレンジャー連邦の住民が一人、捕らわれているとのこと。 部隊にいた赤にして慈悲の心の動きに反応し「保護者」が動き出した。 特別ゲームが、はじまる。 |
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