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zoom RSS バレンタイン御礼3

<<   作成日時 : 2007/02/14 17:58   >>

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 あぎ志紀也(ライラ)はドランジにチョコを贈るつもりだったが裏をかいて小カトー・タキガワに送っていた。

 タキガワ。貰った瞬間にやっりーと仲間全部に自慢しに出かけた。あわてて追いかけるあぎ。
とめるのにかなり必死だった。

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 竹内は良狼仕込みの技で自分でも岩崎や赤鮭やペンギンに渡すチョコを製造していたが、それはそれとして5つほどのチョコを貰った。その一つは、彼がかつて一緒に踊ったコウという相手だった。微笑んで、大事にチョコをポケットに入れる竹内。上機嫌になって仕上げのココアパウダーに入った。

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 岩手と滋賀は、並んで手を伸ばしてさるにゃあからのチョコを受け取った。
そして直後に岩手は滋賀に殴られた。笑顔過ぎだというのがその理由だった。

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 源は誰からも、チョコをもらえるなどとは思ってなかった。
金城からもである。
だが金城がこもった14日の調理室で甘い匂いがした時には取り乱し、調理室の前を20往復した。

 本当は源にチョコを投げつけてやろうと思っていた金城だが、このあからさまな行動にだんだん緊張してついに目をぐるぐるして事態から逃げ出した。負けというか好きと言うなら源だろうと、思いを新たにしたのである。
金城、窓からみんなを呼んでチョコをやった。グリンガムとコガとクイーンオブハートは、並んで喜んでチョコを食べた。

源が事実に気づいて肩を落したのはその後のこと、金城はそれを見てまた動揺して数日寝込んだ。

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 英吏にチョコはこなかった。
だが奈津子宛と二人あてを合計すると竹内を越える勢いである。

 下手な鉄砲数打てば当たるに違いありません! チョコを一杯持って斉藤奈津子は突撃というか、こけた。派手にばらけるチョコを無視して英吏は斉藤を抱きとめる。

「すまんな。みんなに配るものを台無しにした」英吏、一度凹むと浮上までに1年くらいかかる。斉藤に嫌われていると思ったまま、静かに言う英吏。
「あ、あぅぅ……」猫髭を出して顔を真っ赤にして震える斉藤。
「大丈夫か?」
「あ、いえ、あのチョコは全部、あの、英吏さんに!」斉藤が大声で一生懸命そう言うと、英吏は意味を考えた後、少し微笑んだ。
「そうか、包みさえとればまだ食べれると思うんだがな。ありがとう。遠慮なく貰っていく」

 英吏は地に落ちたチョコの中でも一番状態の悪いものを拾うと、最高級のハンカチでこれを包んで歩いて行った。

嬉しいんだがなんかすごく悲しい気分になる斉藤。胸が痛く、斉藤はそれを無視してチョコを拾い集めて英吏の後を追った。

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 その日の夜。

俺はコガ以下かと絶望する源の隣で、英吏はすました顔で、チョコの包みを取った。
「食うか?」
「チョコかよ!?ぐわぁ!誰に貰いやがった!」わめく源。
「……斉藤だ」 少し考えた後で言う英吏。
「嘘付け」2秒で返事する源。
「みんなに配っていたものを一個貰った。うそじゃない」
英吏はそう言った後、ハート型のチョコを割った。
「なんだ、それなら先に言えよ」奪う源。
「そうだな」かじる英吏。
「なんだよ。砂入ってるぞ」 顔をしかめる源。
「文句あるなら食うな」英吏のチョコは、苦かった。
「文句なんかあるわけねえだろ。殴るぞコラ」源、凄い勢いで食べながら言う。
英吏は自嘲気味に笑った。
「チョコ食べたら相手になってやる。今日は俺も心行くまで殴り合いしたい気分だ」

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