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zoom RSS 戦闘概報4 <14に賭けた黄金の林檎作戦>(歴史的補講)

<<   作成日時 : 2007/01/18 18:08   >>

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歴史的補講。

 共和国では戦争に勝ったからといって大騒ぎにはならなかった。
あっさり勝った、つまんなかったという話と、計算ばっかりで死んだという者が、多かった。

海法王はそれをにこにこして聞いて、街中を歩いた。

悪いのはシバムラだ、敵はシバムラだ、俺がもてないのもみんなあいつのせいだと、いつの時代からか負け犬が言うことになっている常套句を歌いながらの誰も出迎えることのない凱旋だった。この際海法としては誰の人死にも出てないのだから個人としてどれだけでも上機嫌になれるのだった。

彼の幸せは人がどうこう言うことではない。彼の幸せは自分が胸を張ることと、暁ゆかりの遺言を護って玖珂光太郎の人生を護ることと、それで全部であった。あとは全部がおまけであり、おまけであるから常に最高のリスクを追い求めていた。

 海法王は本人談話ギャルゲ主人公かつらと呼ぶ長い髪をかつらをかぶり、顔を隠して共和国大統領タマと握手して写真とって政治ショーやって、いよ、大統領とヨイショした。

 海法は、タマにとっては最良の相手だったろう。なんといっても次の大統領選挙に、海法は全然出る気がなかった。タマはしめり気味の国民の反応に腹を立てつつも、兵士達を褒め称えて人気取りに躍起であった。


 海法は最後にしゃれたことをした。褒美として食糧徴発で危機に瀕する小国達のペナルティを全部帳消しにし、兵士を集め切れなかった国々全部に恩赦を願い出た。

 真面目に頑張った人たちはどうすんだバカ野郎と是空王に首を絞められたが、海法は、笑ったままだった。共に和すとはこういうことだと、うそぶいた。

 翌日、海法王は元帥杖を返上、さっさと故国に帰った。

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