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zoom RSS 11日目(夕方)34 崩壊舞曲

<<   作成日時 : 2006/12/13 16:18   >>

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 その日広島は、晴れ渡っていた。気持ち悪いほどに。

「ゲン……、英吏も、もう、また二人でどこか行って……」
そういってため息をついたのは金城である。絶対ゲンを蹴ってやろうと、そう決めた。
隣では紅・エステルが小さくうなずいて、周囲を見た。

「司令もいないし、もう、こんな時に敵がでたらどうするのよ」

笑い声、金城と紅が振り向くと、瀧川が石津萌と連れだって歩いてきていた。
萌は雷電の幼生を抱いており、瀧川とかわりばんこに抱いている。

「大丈夫、俺がいるよ」
瀧川は萌から大事そうに幼生を受け取って高い高いしながら嬉しそうに笑った。
萌が小声で言うのに耳をかし、ばつわるそうに、降ろして幼生を抱きなおして口を開いた。
「なに、俺だって本気になればさ。えー。まあ希望の戦士のさきがけくらいにはなるって」
「頼りないなあ」不満顔の金城。
瀧川は指を伸ばして幼生とにらめっこする萌ほ見て微笑んで、口を開いた。
「がんばるだけがんばるからさ。だから落ち込むなって」
「ゲン、絶対どこかで悪さしてる」
「しばむら、源には特別だから……」

瀧川はこの頃背が伸び始めている。瀧川は前より少しだけ高くなった視線から優しく笑うと、「信用ないなあ」と言って幼生に顔をなめられた。くすぐったそう。
「……私は信用してるよ」
萌が小さい声でそう言うと瀧川は目を細めた。
「知ってる」
そして笑った。
「でも俺が怪我すると怒るけどな」
頬を膨らませる萌。瀧川はからかうように笑って見せた。

最初の衝撃が来たのは、次の瞬間である。

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 天を蹂躙するように、空に穴が開いた。

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 青が通過したリンクゲートを伝わって出てきたのは、100mほどの根源種族艦である。
煙をあげ、幾反の畑を潰しながらに不時着し、地上で傾いた後、いくつもの足をはやしてそして動き始めた。艦首から4発のレーザー水爆を発射しようとする。

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