3日目(昼)6 世界の謎、ゲームDOJO 合同コース W6006・2006・6・11

久遠の闇の越えて海法紀光は蘇ろうとしていた。

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 ドラゴンデパートが、爆発する。

大蝦天号の後部観測室では、刻々と惑星の最後が報告されている。
「海法、ワールドクライシスの阻止に失敗した模様」
「リンクゲート、接続拒否しました」
「フィクションノート、アクセス途絶。もう……」

その遙か虚空を越えた幾千里先、崩壊する星の中央で海法はくるくると万年筆を回し始めた。
その筆は、あらゆるものを貫徹するがゆえに貫徹丸という、それはペンが剣よりも強いことを証明する、ただそれだけのアイテムであった。この使い手こそは、遠い未来のいつかにはペンが本当に剣に勝って、人が銃を置くことを願っていた。願っていたのだった。

「いいや、まだだね」
海法は薄い唇を震わせるようにして言った。
はるか全盛期を思わせる、その瞳の輝きが戻り始めていた。

「僕は知っていますよ。僕の名前の人が言っていました」
海法は、はっきりと聞こえる声でそう言った。
「最初の第一歩は、諦めないことだ。僕はまだ水の巫女も助けてはいない」

「世界移動をやります」
「どうやってですか」
崩壊する世界の中で伯牙はそう言った。
「どうやってでもだ」
短く言う海法。
地の母たるクリスタルBALLSが粉々に砕けるところで手を伸ばし、その足の一つを掴んだ。
部品でも欠片でもあれば、それを元に逆転してやると、その背中が語っていた。

「僕が諦めていない限り、それは何も終わっていないし、まだ何も失われてはいない」
海法は世界の謎ハンターとしての全能力を解放しはじめていた。

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 惑星ドラゴンデパートが小さくなって大爆発したのはそれから40秒先である。

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