電網適応アイドレスSystem4

アクセスカウンタ

zoom RSS 投票ボーナス1.5 源&英吏

<<   作成日時 : 2006/12/29 23:34   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

恋愛百景(2)の前に

/*/

 結局ロボは、源と英吏の入ったポッドを捨てて逃走した。
ひっでえと二人は叫んだが、声は届かなかった。もっとも届いても結論は同じだったろう。

 結果、ようやく帰ってきた英吏と源は笑顔を貼り付けたままの青の厚志に逃げられないように縄で縛られて転がされていた。縛られているというよりは、簀巻きであった。

「なんだよ、なんで俺がこんな目に」
と、源がつぶやいた瞬間に、青は源の髪の毛が総立ちになるような笑顔を浮かべて、これを黙らせた。不良でも喧嘩したくない相手はいる。青という人物は、その典型である。
舞の前では完璧なぽややんを演じれるかの英雄は、舞以外では最短かつ鋭利な動きをこのみ、極親しい旧5121部隊以外の人間には、伝説が語るとおりに振舞った。つまりは、容赦がなかった。

それで源と英吏は二人並んで芋虫と言うよりは尺取虫のようになっている。現在、秘密会議中である。

「俺が何をした」
源は、尺取虫仲間の英吏に言った。
英吏は斉藤の料理を青が教えたなと事実を正確に読み取りつつ、源には
「まったく覚えがない。お前が、金城を泣かせるからだ。バカ」
と言った。

尺取虫ジャンプ、隣に頭突きする源。
英吏、つぶれた尺取虫になったがすぐ反撃した。二人とも、頭蓋骨は大変に丈夫であった。

「なんで俺が、金城を泣かせるんだよ」 源は小声でわめいた。
「自分で考えろ、バカ」英吏、眼鏡がずれていくのを気にしながら言った。
「頭脳労働はお前の担当だろうが」源、頭突き。
「物事には限度があることくらい考えろ」英吏、頭突き返し。

 英吏は、金城ファンクラブの一員である。元気な彼女をみてふと笑ったことがあって、それでファンクラブ入りした人間だった。その彼女がここ最近、源との仲で落ち込んだりしているのを見て、腹を立てている。これを機に、源に攻撃で憂さ晴らしであった。

英吏の頭突きが源の鼻に当たった。鼻の頭を赤くして激怒する源。
「てんめえ! だから意味不明なことを」
尺取虫大戦勃発。頭突きの低い音が、何度も鳴った。

二人とも鼻血出すほどの大喧嘩である。
これは青が二人の間の地面に剣鈴を突き刺すまで、続いた。

「英吏くん、ちょっとこっちに来てくれないかな」
くれないかなと言う割りに断ったら木に吊るすという目つきで笑って言う青の厚志。
「がははは、死刑だ。死ね、死んでしまえ英吏」喜ぶ源。
「ふ、俺の後はお前だ」そんなことはないと分かっていながらも笑って言う英吏。
口をあけてショックを受ける源。

英吏は不敵に笑うと、青にせっつかれて簀巻きのまま、ジャンプして歩いていった。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ガッツ(がんばれ!)
投票ボーナス1.5 源&英吏 電網適応アイドレスSystem4/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる