カウンターアタック作戦 戦闘詳報6 小太刀右京の肖像(前)

カウンターアタック作戦の指揮を取る人物を、小太刀右京という。日本有数な立派な遊び人の家系から生まれた人物だったが、TRPG界的には言動卑しいと称され、中々出世しなかった。

 小太刀右京は心配性で胃痛もち、口が変な風に開いているデブである。彼は新しい、あるいは変なゲームが大好きであり、若いころは偉そうな上に批評家で彼がアホ(バカと言わないのは儀式魔術大絢爛舞踏祭の影響である)と断じる人間に噛み付いて大論争するのが大好きな人物であった。生まれついてのネガティブ色メガネであり、どこを見ても俺に敵意を抱いているとかなり本気でつぶやく人物であった。

つけられたあだ名は狂犬である。直接的にクソデブと呼ばれることも多かった。

 エースというものの多くは是空とおる含めてロクデナシ出身が大変多いが、この人物はその中でもかなり傑出したインテリロクデナシであった。若き頃の海法は手掛けたTRPGの掲示板対応をしていたころ、難癖つけるクレーマーとしてこの人物を敵に回して戦っている。ちなみに再会及び和解して友情を育んだのは別TRPGの掲示板で二人が相手を認識せずにそのTRPGの、同じ擁護派として共同戦線をはってからである。

 この人物、TRPG業界の長老達からは妙に人気がある。
多くの長老は彼を見て、いや、若いころの自分もそうだったよと良く言っており、彼に対しては生まれた時代を間違えたねと、慰めるのが常であった。

 彼は、太古の時代、TRPG創成期に生まれていれば重鎮となった人物である。
 太古の時代、ビジネス理論がないので目茶苦茶だが夢のあるゲームを作っていたゲームを買い支え、改良の支えとなったのは今は変なゲームマニア扱いされてしまう、小太刀のような人物である。小太刀は創成期の人物そのままであった。
 相手が誰だろうが気に食わなければ議論を吹っかけるのも創成期のプレイヤーならではの態度であった。ゲームデザイナーも、これに正面からぶつかって良く戦ったものである。クレーマーをクレーマーとして認識せず、同じ戦友として扱う、古い古い、若い若い、そんな時代が確かにあったのだ。
 小太刀右京は現代に生まれたばっかりに頭のおかしいクレーマー呼ばわりされる人物であり、長老たち(具体的にいうとどこぞの会社の社長さんたちだが)は、遠い昔の思い出の忘れ形見として、小太刀を見ることが多かった。

 小太刀は息子や孫ではない。年の離れた弟だよ。と、長老が言う。そうしてお前がもう少し早く生まれていたら、きっとすごいゲームシーンを作ったろうなあと言うのが常であった。

このかわいそうな末弟が、無名世界観においての、エースゲームの大規模作戦における切り札の中の切り札として登場するのは、2006年からである。

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