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zoom RSS NOTボーナス ガンパレード・オーケストラ緑の章(47)

<<   作成日時 : 2006/04/16 12:42   >>

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 紅・エステルと結城火焔は突撃のために雷電の足並みをそろえて全速行動に移っていたが、これが、うまくいかずに往生していた。

 結城の雷電、コガが3分前から耳を立てて目を大きく開けた後、突然走る速度を落としたのである。
コガに喚き散らす火焔。
「こら!駄犬! バカ犬! やんのかこらぁ!」
「バウー」
「全速だっていってるでしょ!コガぁ!」
「バウバウ」
「何よそれ」
 結城とコガ以外では成立しない会話を成立させて、結城は顔をしかめて後ろを見た。
目を丸くする。

「紅! 見て!」
「しば、むら」
紅は、口に手を当てた。

 英吏と源が並んで追いついてくる。
二人、突然別れる。

「よぉ、元気ぃ」
 源は結城の隣について言った。
「大丈夫か。紅」
 英吏は、紅の隣について言った。
英吏が怪我をおして自分のために追いかけてきた。

嘘だ、偶然だ。この人は作戦のことしか考えてないと心の中に言い聞かせる紅に、英吏は微笑んだ。
「結構だ。コガならあわせてくれると思った」
「なんであたしじゃなくてコガなのよ。英吏」
 英吏は、コガのおまけを無視して口を開く。
「まあ、そう言うわけだ。すまんが、頼む」
「バウ」結城はコガの頭をぐーで叩いた。顔を赤くして横を向いた。
紅は、バルトをクイーンオブハートに一段寄せている。

「怪我してたんじゃないの?」照れかくしに、結城。
「してるよ」結城のと同じほうを向いたまま源。
「なんで来んのよ」源の後ろ頭を見たまま、結城。
「おめーらだけじゃ心配っていう俺の親心だ。感謝しろ」背中の結城に向けて、源。
「ぷ、なにその冗談」あー、もうはやく終わってーと結城。
「うるせえ」やっぱあんな糞デブに金城は任せられねえと思う源。
「あんたがお父さんで英吏がお母さんとか!?」結城は、結城的には理想の家族構成を言った。あとは兄弟でコガがいればいい。問題はお母さんに奥さんがいることだ。
「嘘です。寂しかったんできました」 英吏が妻というのは源的に耐えられないのですぐ降参した。なんか知らんが勝ったので上機嫌ですまし顔の結城。
「最初からそう言いなさいよ」

そして二人でおそるおそる振り向いた。
終わっていたようで何よりだった。

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