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zoom RSS NOTボーナス ガンパレード・オーケストラ緑の章(1)

<<   作成日時 : 2006/03/07 16:57   >>

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 今日、世界で一番偉い人間は金城美姫である。今日の食事当番であった。
したがって明日は一番偉い人間は荒木雪子であり、さらに翌日は柱空歌であった。

 貴重な調味料、特に塩をむやみに使いたがるせいで源健司も竜造寺紫苑も、世界で一番権力を握るための最重要区画であるところの厨房にいれてくれないばかりか食事当番すら回してもらえず、したがって世界の重要権力はその大部分を女子生徒が握っている状況にある。

 深澤正俊はまるで芝村裕子の書く冒険小説みたいな文章を書くと、少し考えた。
付け足す。

<しかし、あの芝村英吏もスープの鍋を前にくしゃみしちゃったせいで食事当番永久追放の刑であり、ざまあ見ろなのだった。世界平和万歳。>

 書き上げた文章を見て満足する深澤。
しかし同人活動としては僕はまだまだだなと思った。 眼鏡を指で押しあげたところを背を叩かれる。豚みたいに鼻を指で押す深澤。あだっ。

 振り返って叫ぶ深澤。
「何てことするんですか!ゲンさん!」

ちょっと可愛い眼鏡少年である深澤の背を叩いたのは源健司であった。
本物の不良で服装規定を守っているところなんか見たことがない。
源はガムをかんで機嫌良さそうに笑っている。ガムを手に入れていれば、だいたい上機嫌という安い人間なのだった。

源は悪びれもせずに口を開いた。
「ボーとしてるから舎弟に気合入れてやったんだ」
猛然と反撃を開始する深澤。
「ぼーとなんかしてませんよ!貴重な余暇時間を創作活動に使っていたに決まっているじゃないですか! 大体僕は貴方の舎弟になった覚えなんかこれっぽっちもありません!」

痛すぎる勢いで肩を叩く源。俺の背中叩きは人に気合入れるなあと本気で上機嫌である。
「気にするな。俺が決めたんだからそれでいいじゃねえか」
アバウトな返答に倒れかける深澤。すぐに怒り始める。
「貴方という人は! 僕が何度、人を叩いちゃ駄目だって」

 食事のために寄ってきた竜造寺紫苑が笑いながら言った。
「源にそんなこと言ったって無理だよ、深澤君」
そうそうとうなずく源に逆上する深澤。
「紫苑さん! 貴方がそんな態度だからゲンさんだって甘えちゃうんですよ!」
「俺がおめえに甘えるわけねえだろ、バカ」

バカは貴方ですと言おうと考えて、黙る深澤。ここで理性的な応対をしないと僕までバカと考える。
「いいから黙っててください。僕は今難しい話してるんですから」

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