電網適応アイドレスSystem4

アクセスカウンタ

zoom RSS 戦闘詳報8

<<   作成日時 : 2006/03/06 02:47   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

良狼と雷蔵は、撤退するRBや歩兵達を見るのをやめて、背を向けた。広い雪原だけが広がっている。もっとも建物はあちこちあるが。

「8本腕、強そうだね」
 雷蔵が寒いとか言いながら良狼の腕に抱きつきながら言った。
「ああ」
 眼鏡を掛け直す良狼。

「みんなが集結するまで時間稼がないといけないね」
「そうだな」

 良狼はそれで覚悟を決めてふと笑うと、八本腕に向かって歩き出した。
後ろを振り向いて雷蔵に言う。

「来んのか、あやめ」
「相棒なんだろ、じゃあいくよ。でもその名前で呼んだのは」
「やめたがよかったか」

首を振って笑う雷蔵ならぬあやめ。くすくす笑う。
「ううん。奈穂がいやだったら、いつでも私のところに戻ってきてもいいんだよ」
「そうなったらぽかぽかじゃすまんな。ぽかぽかぽかだ」

 二人は微笑むと、8本腕に向かって歩き始めた。

/*/

一方その頃。本部前。

主がいないせいで動かない平穏号に乗って、工藤は時を待っている。
黒いコートを、大事そうに膝の上に置いている。

「お前も、置いてけぼりだね」
と、竜馬が触っていたレバーに触れて工藤は言った。

 敵の狙いは、たぶん竜馬様だと、工藤は思っている。
理由はないけど、女っぽい勘。

だから……

工藤は、谷口のために最後の時間を稼ぐことにした。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
戦闘詳報8 電網適応アイドレスSystem4/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる