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zoom RSS 戦闘詳報 青の厚志の代わりの援軍1

<<   作成日時 : 2006/03/05 16:37   >>

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 東原希望にもっとも甘い人間は、瀬戸口でも青の厚志でもない。

そもそもにして、瀬戸口も青も、希望からしてみれば、頼りになるというよりも、あぶなくてほおっておけない人ばかりなのよなのである。
彼らは単にせんとーりょくがあるだけだというのが、希望の考えである。そして、せんとーりょくがあるからといって物事がうまくいくかというとぜんぜんそんなことない、というのが、いろいろな絵本を見て導き出して得た希望の結論だった。

 結果彼女は、あの人たちに世話焼きさんしないといけないねえとは思っていたが、別段甘えようなどとは、思っていない。

たかちゃんは本格的に駄目な人であり、あっちゃんは、うっかりさんである。
どっちもお世話さんをしないとすぐいじけるのである。特に前者はみおちゃんだけにお世話されるだけでは全然だめで、あっちゃんにも希望にもお世話さんされないと駄目なので本当の駄目人間である。
 いいんちょはすごいけどねがくらいのでめーなのである。すごいぶんだけ、くらいところからつれていくのもたいへんだと思っている。

 多くの男が聞いたら震え上がるような辛い点数評価を下すのが東原希望であった。

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 東原希望は厳しい人である。
かわいらしい外見はさておき、父親以外には生まれてこのかた甘えようとは微塵も思ったことがないのが彼女である。良くあることだが、外見とその魂は、全然関係ない。
ペンギンにハードボイルドが宿ることもあれば、猫に最高の老将の魂が宿ることもある、
彼女の場合はそれがまだ何かは分からないが、少なくとも外見とは、全然違った。

 彼女は己に甘えを赦さない。それは自分にめーをしないで瞳をとじるだけだと思っている。
目は、どんな時でも開いておこうと彼女は思っている。彼女は彼女的な大昔に何もかも投げ捨てて正義を貫徹する掛け値なしの本物ヒーローを見ており、そのヒーローが言ったことを、一度も忘れてはいなかった。

 彼女の人生とは心の中に鮮やかに映された本物のヒーローに小さな足で一歩一歩近づいていく巨大な物語である。


そんな彼女が満点に近い評価を下すオスが、二つある。一匹は毛がふかふかで目が大きい、立派な立派な猫であり、一人は彼女が、これから父親以外で甘えようと思っている唯一の人間である。

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