電網適応アイドレスSystem4

アクセスカウンタ

zoom RSS 白いオーケストラ 世界の謎コースは、遅すぎたのか

<<   作成日時 : 2006/03/02 20:58   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

爆発が、起きた。
遠く地球からでも見えるような。そんな爆発だった。
戦いの神の星が燃えているように見える、そんな美しい、輝きであった。

/*/

 エリザベス艦長は一斉停電して予備電源にも切り替わらない夜明けの船の天井を見てわめいた。
「MAKI。MAKI。なんてってこったい。こんな時に!」
「こんな時だから、だろうな」

アキは、つぶやいた。コンソールを叩いた。

「知恵者のやろう。こう言う時だけは頭が切れやがる」

/*/

エリザベスが考えたのは10秒である。

「まだだ。全部手動に切り替える。MAKIがやられても脳がやられただけだ。植物状態になってもまだやれることはあるはずだよ。 伝令を出しな!」

/*/

 2000発を越える熱核爆弾が連続して爆発し、火星を覆うワールドドームに大穴を開けた。

 直後にゲートシフトして現れる十万近くの漆黒の船が、銀色の殻をこじあけて見えた青い空へ降下を開始する。

いくつも人型を、吐き出しながら。

/*/

 火星に下りていく百万を越えるRB達。それらはワールドドームのレンズに照らされ、いくつもの幻想的な影を長く伸ばしていた。

あまりに影が多すぎて、空が、暗くなる。

知恵者はその光景を見ながら、少し遅かったなとつぶやいた。

 サングラスをかける。
その後ろにはサウドが被り物をとって青黒い制服を着て控えており、クルスとハリー を従えていた。

「年少者達は脱出させたか」
 知恵者は、優しく言った。
「ああ。大丈夫じゃ。あとは慈悲深き方の導きのままに、じゃろうよ」
 サウドがうなずいた。
「武勇号は用意できている」
クルス。その足元ではグランパが廻っている。
「平均年齢は40くらいだな」
 ハリーは、笑ってうなずいた。今はもう泣きそうな顔はしていない。

BLはエプロンを脱ぎ捨てて白いスーツ姿になった。
知恵者のうなずきに、嬉しそうに笑った。RBキーを取り出す。

「こちら艦橋、エリザベス。そろそろはじめるよ。エルダニアに開いたどでかい穴が 超巨大な嵐を起こし始めたようだ。ポイポイダー、水測開始」


<ネクストゲーム 大儀式魔術 第二次黄金戦争>
<ネクストゲーム 小儀式魔術 第二次黄金戦争−前哨戦 白いオーケストラ>

/*/

一方その頃。火星へ向かう冒険艦。

 エース是空とおるは予想通りだったなとつぶやいた後、サングラスをかけ、手の中にあるRBキーを無意識にまわした。

罠というものは、必ず二つ掛けとくもんだ。 その通りだったな。

さかんにピピッと鳴く、航法席にセットされた善行の顔が書いてある金BALLSに声をかける。
「いいから、急げ。片道でいい。エンジンが爆発してもかまわん。逆噴射もいらん。減速は敵艦に体当たりしてやるから。……待たせたなと、俺に言わせてくれ。頼む」

 その言葉が焼け石に水だと是空は思っていたが、口に出しては何も言わなかった。
そして希望の戦士と3人の戦士を見て皮肉そうに笑った。

「ま、これだけでも援軍がだせただけ、マシってやつでしょうかね」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい
白いオーケストラ 世界の謎コースは、遅すぎたのか 電網適応アイドレスSystem4/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる