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zoom RSS NOTボーナス ガンパレードオーケストラ白の章(10)

<<   作成日時 : 2006/01/04 21:39   >>

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 咲良は重大な発見を空先生に伝えるために走っていった。
航は一緒についていこうかとも思ったが思い直し、食堂で5分待つ。
時間きっかりに谷口がやってきた。

「隊長はどうした、航」
「いよ、ジャーマン・シェパード」

 谷口は全然分かっていない。いや、犬の種類だという事くらいは分かっているが。
「なんだそれは」
「別に」

 そう言っておいて思い出し笑いする航。何度か谷口の広い背を叩いた。
航の顔をじっと見る谷口。
「お前にしては珍しい笑いだ」
「怒った?」

 にやりと笑う谷口。
「いや、理不尽には隊長で馴れている。なんと言うか、うん。だがそれぐらいでいいんじゃないか、お前の場合は」

 航は谷口を好いている。それは、谷口が遠慮しないところによる。
「そうかな」

 微笑む航に、谷口はうなずく。
「お前は我慢のしすぎだ」
「そんなことはしていないよ」
「じゃあ遠慮のしすぎだ。もっと思うところをやれ」
「授業中に筋トレするとか」
 航は昔の話を言った。顔をしかめる谷口。

「いや、あれは授業も受けていた。規則には違反していない」
「隣の女の子がフンフン言う竜馬におびえたんだよ」
「俺は噛み付かん」

 くすくす笑う航。
「そうだね」
「そうだ」
谷口は良く訓練された警察犬だからなあ。と思いながら、航は真面目にうなずく谷口と並んだ。隊長は空先生のところだ、一緒にいこうと言って歩き出す。

共に歩き、昔を思い出し口を開く航。
「横山女史に変わってもらったんだっけ」
「あれは助かった。奴は細かいこと言わんからな」

 正解は新たに隣に座った横山はフンフン言う谷口で変な想像をして机に突っ伏して顔を赤くしていた、だが、航も谷口も、肝心なところは全部見逃すタイプである。
あいつはいい奴だと、一緒にうなずいた。

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