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zoom RSS NOTボーナス ガンパレードオーケストラ白の章(15)

<<   作成日時 : 2006/01/19 23:38   >>

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谷口が咲良を抱いて走っている頃。

場所は、ハンガーに戻る。
耳につけた盗聴器のレシーバーを外しながら、岩崎がふむ。横山さんの恋も多難だなあと腕を組んでいると、目の前に人影が寄ってきた。

竹内である。手には包帯。腕を、釣っていた。

「やあ、竹内君、ずっと心配してたんだよ」
 さわやかな笑顔と、思ってもいないことを70式機関銃のように言える口で先制攻撃を開始する岩崎。

「ひどいですよ岩崎さん!」

効かなかった。襟をつかまれて首を前後に揺らされる岩崎。それでも笑顔は絶やさない。

「いやー。君は不死身だねえ」
「ごまかさないでください!」
「実は石田隊長が大変なことになっててね。助けにいくために仕方なかったんだよ」

 岩崎の襟から手が離れた。青い目の竹内が、目を大きく開いている。

「そ、そうだったんですか?」
「あたりまえじゃないか」

岩崎の予想外のことを、竹内は行った。
竹内は、嬉しそうに笑ったのだった。

良かった。と言う。

「そうですか。すみません。僕は勘違いしてました。岩崎さん、ついに心を入れ替えたんですね!」

 あはははと笑いながら、うーん。やっぱりこの子は苦手だなあ。と思う岩崎。
口を開く。
「僕は君がもっと心醜かったら、仲良く出来たと思うんだけどね」
その言葉、本気である。まだ嬉しそうに笑っている竹内は、小首をかしげた。
「なんですかそれは」
岩崎は笑ったまま目を反らした。軽妙に口を開く。

「もちろん冗談だよ。冗談。僕ぁ、冗談が好きでねえ」
優しく笑う竹内。
「知ってますよ。それぐらい」
「あ、そう?」
「はい。石田隊長は確かに僕もあんまり好きじゃないですけど、岩崎さんはすごい嫌ってましたもんね」

 目を反らしたまま笑って口を開く岩崎。
「ああ、嫌いだね。大嫌いだ」
「またまたー。あんまり悪い人ぶってると、みんなに嫌われますよ」

岩崎はどこかさびしそうに笑う。まぁ、いいか。

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