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<<   作成日時 : 2005/12/11 19:23   >>

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 無限に広がる大海原。

赤鮭は4本マストの超高速帆船”はてみ丸”の舵を握って上機嫌である。
飛ぶように水面を走っている。

 隣には、副官。今回めでたくフルネームが判明した、富良野純である。
その背には生まれてそう間のない赤ん坊が背負われている。

「この子を育てればいつか僕だけの赤様に!!」
などと口走って笑ったままの赤鮭に蹴られている。

「しかし、なんだな」
「はい」
 二人の回復は早い。二人とも綺麗にならんで紺碧の海を見た。

「ここから行く先にはいい男が色々いるらしいぞ。瀬戸口とか、ドランジとか、谷口とかヤガミとか」
「いいですねー」
「食い放題だよなあ」

 天から光が降ってきたかのごとく、癒される二人。船長と副官。

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 一方そのころ。

赤鮭の姿が見えないくらいには離れた舷側で、良狼はうねる海を眺めながら変な歌を歌っていた。

 眼鏡をかけるようになってからのこの人物は、目元がやさしい。
その横顔をまぶしそうに見る茨城あやめは、サマードレスと麦藁帽子と言う格好である。

サマードレスが、一際大きな海風でなびく、麦藁帽子とはためくスカートを、手で押さえるあやめ。淡い金色の豊長い髪が、揺れた。

 手を伸ばし、帽子を押さえてやる良狼。どこかの探偵に似ていなくもない大きな白い犬のばうばう2が、わんと吼えた。嬉しそうに両手でスカートを押さえるあやめ。

「ひさしぶりの二人きりだね」

 しばらく考える良狼。
「いや、そうか?」
「そうだよ。ふふ」

 あやめはこてんと良狼にしなだりかかり、そしてそっと目を閉じた。

/*/

 どう見ても幸せそうに寄り添う二人の姿を見てムッとしている者もいる。

奈穂、であった。
眼鏡をつけさせてからこっちの良狼はモテモテであり、気が休まる、暇がない。

 良狼があやめにふと笑って見せたのに我慢できなくなり、包丁を持ち、大またで、肩を怒らせてあるこうとして腕をつかまれる。

エプロン姿の青カモメ、であった。ウェーブの髪がさらさらでさっぱりした笑顔が良く似合う美女である。

「な、何するんですか」
と言う涙目の奈穂の言葉に、まあまあと優しく笑い、ジャガイモ剥きを再開するように促す。

「いいじゃない。久しぶりにあったんだから」
「良くないです。見ました?あの顔……どうしよう……」
「は。そんなん既成事実さえあればイチコロよ」
 青カモメ、ビッグな女である。
下を見る奈穂。 静かになる青カモメ。

「まて、半年の間貴方なにしてたのよ」
 恥じ入る奈穂。正確にはもじもじしている。一緒にスキーしたり馬に乗ったりしてはいたのだが……

一緒にジャガイモを剥きながら、その兄である千葉昇は、妹に優しく笑った。
「いつ戻ってきてもいいんだよ。あんな男、さっさと捨てて」

青カモメ、昇に包丁を持った手でパンチ。ぶっ倒れる昇。

「やばいわね。これで2部スタートできるのかしら」
「いや、でも大絢爛舞踏祭ですし。これ」



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