電網適応アイドレスSystem4

アクセスカウンタ

zoom RSS 戦闘詳報(6)

<<   作成日時 : 2005/12/18 07:36   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

”長い夜が 昼を分けるのは”
”人の心が二つあるため”

/*/

一方その頃。セントラルワールドタイムゲート。

 赤鮭はいいねえと思いながら、鼻歌を歌っていた。
なにがいいねえと言うかと言うと、ここには、漢の中の漢のみが、揃いも揃っていたからである。

 立ち上がって艦剣を抜く。

「そろそろ出番だ、俺の恋人達」

 奥さんがいないので言いたい放題である。
すぐに、無数の野次が飛んだ。


青森はずっと目をつぶって待っていたが、ついに目を開き、主君である熊本武士に言った。
「セプテントリオンの皆さんは、どうやら揃いも揃って罠にかかったようだ」

熊本武士は紅茶を飲みながら当然顔である。
カップを丁寧において椅子から飛び降り、その拳を輝かせた。

「当然だ。あいつらの手は見え透いている。困ったときの弱点攻撃だ。だが、そうはさせない」

良狼の隣であやめは女性用ウォードレスを来た。
一度裸になるので良狼は目をそらしている。 見てもいいのにとあやめが言うと、モヒカンの静寂がそりゃどうも振り向くので、良狼は静寂を蹴っ飛ばし、いいから急げと、そう言った。

日曜ロッカー秋津隼人は剣を抜いて勝利を誓うと、長い鼻髭を揺らしてトラナ皇女を抱き上げた。

 是空とおるは愛用の回転式拳銃に一発づつ対戦車弾と対対情報弾を入れ始めた。
回転筒を手で勢い良く回し、セットする。
 裏方は最後まで裏方でねえとなあとつぶやき、そんじゃあいきますかな。師匠と言った。

ペンギンがうなずく。
 持っている銃は三八式歩兵銃である。司馬遼太郎も絶賛する名銃だ。
渋い声で、不肖の弟子に言った。
「正義の味方やってて良かったのはこういう時だ」
「なんですかそりゃ」
「どんな時でも士気だけは高い」

滋賀小助は、笑って岩手を見た。
「大丈夫だ。俺は元アームワーカーだが、この場では一番というわけじゃない」
岩手は肩をすくめた。
「いえ、勝つか負けるかなんか、こっちじゃどうでもいいことでしょう。だから僕は心配なんかしてませんよ。敵は囮である我々に全力向けてひっかかりました。この時点で戦略的勝利確定です」

 滋賀は目を開いた岩手に、笑って言った。
「本体のほうは世界に穴を開けられるかな」
「僕達がこんなことするんです、それぐらいはやってもらわないと」

 赤鮭はいいねえと思いながら、鼻歌を歌っていた。
なにがいいねえと言うかと言うと、ここには、本当に選ばれた漢の中の漢のみが、揃いも揃っていたからである。

 赤鮭は剣の腹で己の肩を叩きながら言った。
「それじゃ行こうぜ。出来れば全員で生きて帰ろうや」

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス
戦闘詳報(6) 電網適応アイドレスSystem4/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる