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zoom RSS 戦闘詳報(3)

<<   作成日時 : 2005/12/18 03:31   >>

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 義勇社員鷹月がセントラル・ワールドタイムゲート襲撃の報を聞いたのは、当番でカレーを作っていたときだった。うん、まずいと味見しながら考えていた時である。

 伯牙が、あわてて船内を走っている。無重量空間なのに磁石付き靴で走っているのは、飛ぶことに馴れていないせいである。
「セントラルワールドタイムゲートの別働隊に敵が近づいているとピケットボートから連絡があった」
 カレー鍋の中に胡椒の瓶が落ちた。
「なんですって?」
 鷹月、厨房から顔だけを出す。
伯牙は一瞬だけ足をとめて口を開く。
「敵はアームワーカーだそうだ。それも一体や二体ではないらしい」
 カレー鍋の中にケチャップの容器が落ちた。

「一般人がアームワーカーに勝てるわけないじゃないですか。本当なんですかそれは」
「それを言うなら我々でも無理だ。1対100でもな」
「……ウォードレスがあれば」
 鷹月はパイロット志望だが今現在はウォードレス兵である。
「ゲート内戦闘では無理だ」
 鷹月は考える。考えながら銀河マヨネーズをカレーに入れる。紫色になった。
「救援をださないと」
「火星組みや我々は無理だ。距離的に間に合わない」
「どうするんですか?」
「だから困ってるんだよ」
 もっともな話である。なぜかカレーをかき混ぜるたびに涙が出て、鷹月は別働部隊にいるサターンを思った。

 セントラルワールドタイムゲートに投入されたアームワーカーは12体。
ゲート内戦闘でこれだけの数のアームワーカーが投入されたことはない。


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